歴史学における選択は、混沌として雑多な諸事実のいくつかにスポットライトを当てる行為である。したがって、歴史…

歴史学における選択は、混沌として雑多な諸事実のいくつかにスポットライトを当てる行為である。したがって、歴史学の営みの対象であり素材である「事実」は、スポットライトの点灯に先立って(解釈や選択に先立って)、客観的に(解釈や選択から独立して)実在しており、スポットライト照射以後にも実在し続けるのである。
遅塚 忠躬

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